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2000年05月号 掲載 
東宇和郡宇和町在住
ケース・オーエンス 野外彫刻展
長崎市出島


 西暦2000年の今年、日蘭交流400周年を記念して長崎では長崎阿蘭陀年の多彩な催しが次々と開かれている。シーボルトの娘イネや弟子の蘭方医二宮敬作などを通じ長崎と縁の深い宇和町在住の彫刻家ケース・オーエンスが4月1日から1年間、長崎市出島の「長崎市出島史料館本館(旧出島神学校)」に隣接するスペースで野外彫刻展を開催中である。玄武岩の抽象彫刻が15点。出島がかつて持っていた文化的役割を甦生させようというケースの意気込みが感じられる力作である。お出かけ下さい。
 
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